月別アーカイブ: 2016年9月

伝説のボディビルダー吉村太一さんと飲みました。

 日本全国にいまだに根強いファンを持つレジェンドビルダーの吉村太一さんの家を訪問しました。アベノトレーニングセンター兼自宅になってます。

B&Fトレーニング後に寄らせていただきました。実はわりと近距離にありまして、久しぶりの師匠との再会となります。師匠とはこちらが勝手に思っているだけでして正式に弟子というわけでありませんが、努力が報われるということを信じてこれまでやってこれたのは吉村さんのおかげが大きいと思っていますので師匠なのですね。

 私は実はゲコでして、アルコールが上手く分解できない体質で酒の席ではほぼ水かウーロン茶なのですが、今回は久しぶりに少しですが体に入れてしまいました。最初の一杯はおいしかったぁ~けど、あとは苦~いといつもと一緒でした。

 吉村さんの昔話はとても興味深くて、知っている有名なビルダーとのエピソードなどおもしろい話満載でした。そして人を引き付ける魅力がある人なので、人情あふれる下町で飲んだのですが、途中突然に店に入ってきた年配のママさんから「先生~」と声を掛けられてそこから、一緒に飲みだすような感じでした。とても皆から好かれて愛されているのがよく分かります。

 吉村さんはトロフィーも人にあげちゃってほとんど無い状態で、全盛期の写真すら残されたものはわずかしかないという感じなので、唯一ファンの人からの贈り物として残っている写真を撮影したものを今回ブログに載せていいと承諾をもらいましたので皆さんに見ていただきたいと思います。身長176cmとビルダーにしては長身で細いウエストでスタイリッシュでありながらとてつもない太っとい腕を引っさげて、見事23歳で第15代日本ボディビル選手権チャンピオンに輝いた勇姿です。最高54cmあった腕はえげつない代物です。

 23歳で日本一となって、世界大会ミディアム級で4位を取ったのですが、このとき空港に激励に来たのはなんと三島由紀夫氏でありました。その半年後に亡くなってしまうとは想像すら出来ないと吉村さんはおっしゃってました。

 吉村さんの本当の全盛期は30代後半です。しかし、いろんな団体の大会に出場したためにその後JBBFには出られなくなってしまいました。ですから、写真は途切れてしまいます。

吉村さんが現役から遠ざかっての逸話で、亡くなられた粟井さんが現役の時に一緒にトレーニングさせてもらった時、当時47cmあった粟井さんの腕よりも吉村さんの腕が明らかに太かったと回想されています。(月刊ボディビルより)

 

雑誌での写真です。昔はこうして美人とツーショットみたいな依頼があったとのことです。

ボディビルと美男子コンテストが同じ意味として認識されていた時代でしょうかね。

このウエストの細さはどうですか、バルクとのギャップがまさにボディビルダーですよね。

この身長でこの筋肉美は当時としては異例なことで、数々の映画の誘いがあったそうですが、ほとんど断ったということです。唯一出演されているのが「マルコポーロ」という映画なのですがどなたかテープを持ってないでしょうかね。

 月刊ボディビルの表紙を飾った回数で一番の吉村さんは当時のビルダーからも憧れの存在でした。71歳の今もトレーニングをされていて、とても大きい体で私よりも全然デカイです。 

もちろん、お腹も出てません。

ちょっと、腕を触らしていただいたのですが、なんと私より明らかに太かったです。

ガーン!ショック!トホホ…。

 

大阪の老舗スポーツジムB&Fにいってきました。

9月17日(土曜)に大阪の名門ジムB&Fに初めて行きました。

今頃ですかぁ~と言われそうですが、なかなか兵庫の者からすると敷居が高いというか、縄張りが違うというかで考えが狭くなってしまうのですね。最近は関西で活躍する選手はもちろん、その関係の方々と広く面識も出来たのでこの際ですね。仲良くさせていただきたいという気持ちに至ったわけですね。

 B&Fに来るきっかけを作っていただいのは、兵庫県・関西クラス別の時に客席にて会話もはずんだ中武さんが誘っていただいたことです。ボディビルに関する貴重なアドバイスもいただいて、そのおりに本格的に筋トレのご指導を受けて、私が苦手とする部位の相談に乗っていただいて、その時、客席で一生懸命に誠意ある説明を受けたのですが、やはり実践での指導のほうが説明しやすいのです。

 ご好意に甘えてこうして教えていただいたことはありがたく、実際にそれを知るのと知らないのとでは自分の取り組み方がまったく変わってくるほどに革新的な指導でした。

 私がシーズンを終えていつも思うことがあります。来年はこうしたらもう少し良くなるんじゃないかなとか、どうしてこれまで気づかなかったのかという反省や後悔の気持ちになります。これは、コンテストに向かい減量で苦しみつつも、やはり筋トレがもっと上手くなりたいと考えながらやっていて、筋肉を成長させることへのアプローチが最も大事というのが前提ですので、その時に勝ち取った財産のようなものですね。

 それが、来年の自分のノビシロとなり、自分に対して来期への期待ができるのですね。

もしこのときに、成長する見込みがないようであればコンテスト出場しないかもしれません。

筋肉は同じ刺激だけだと最大でも維持にしかなりません。へたをすると小さくなる可能性もあります。ですから、より強い刺激にするべく研究をおこたってはいけないのです。

 だから、コンテストが終了してすぐに、来期に向けて、自分に期待できるプラン作りをします。まず手をつけるのは、凝り固まった頭の中だと私は考えています。人間は考えて行動します。行動に意味を持たせるのは思案したことによりますから、体に命令する前にどういうふうに動作するべきなのかを出来るだけ考えないといけません。

そして、理想の動きが理論的にしっかりと納得できたら、今度は体で実践してみてその効果や反応を見ます。そこから、不十分な筋肉の動きを細かくチェックして自分の体からのメッセージを受け取ります。修正して、また研究して、修正をくりかえして筋肉に大きな負荷を伝えられるようになります。苦手な部位はたいがいは神経が育っていないケースが多く、ではなぜ神経が育っていないかというと動かせてないからであり、動かせないから他の筋肉の部位にその役割を果たしてもらっているわけです。筋骨格のせいなのかはたまた、単なる習慣でのやらず嫌いの運動不足なのか、理由はそれぞれでしょうがちゃんと動いてないとこに神経は通わないのですね。

 一人でコツコツとやるのが、筋トレの基本ですから、あーでもない、こーでもないと地道にマイペースにやるのもいいのですが、今回思い切って、B&Fに来て、中武さんに苦手な所を集中して教えていただいて本当に目からうろことはこのことで、卓越した技術が裏づけされての中武さんの見事に発達した筋肉の大きさなのだと知らされました。

 約2時間ほどでしょうか、みっちりと手取り足取りで教えていただきました。その丁寧な、そして熱心で誠実さは本当に驚きでした。こんなに真剣に教えてもらったことは初めてかもしれません。本当に中武さんには感謝です。恩に報いるためにも苦手部位をしっかりと克服せねばなりませんね。あっ!ちなみにその部位は背中です。トホホ。

ちょうどバックにB&Fの文字があります。偶然かな~ラッキーですね。

塚本会長と今村直子選手とパシャ!

塚本会長とは2年ほど前に我が師匠、吉村太一さんのお家の場所を教えていただいた流れがありまして、つまり吉村さんの若い頃の話なんかもよくご存知でいらして、そんな昔ばなしや、ジム経営のことなど多岐にわたって楽しくお話させていただきました。ありがとうございます。

この日、運の良いことに酒井さんがトレーニングをしにいらして、終了時にパンパンに張った筋肉を着替え室にてパンツ姿の所をお願いして撮影しました。(もちろん、載せても良い了解は取ってますよ)

この時の酒井さんの腕の太さはまさに「なんじゃ、こりゃ!」です。大会の仕上がりは飛び抜けたものでしたが、その分やはり筋肉の大きさは犠牲になっていたことが分かります。

だからと言ってこの状態がコンテストに出場できないコンディションではけっしてなく、見ても分かるように切れまくっています。

酒井さんいわく、一ヶ月あればあの時のバリバリ状態に戻せるとのことでした。

 酒井さんは確信的に自身の体で実験してそれをデータとして残して脂肪を落していくということをされています。その研究結果をセミナーなどで本当に安い参加料で惜しみなく教えてくれています。(興味のあるかたはBCCで検索してみて下さい)

私も結構いろいろ考える派なので、そこんとこ酒井さんと気が合うので会えば必ずいろんなことを長時間話し込んでいます。この日もジムを外に出たところで話が盛り上がってしまいました。

 帰りに椿くんと歩きながらトーク。そういえば関西大会の時、足りない食料を分けてもらったことをお礼を言うのを忘れてました。今度は必ず言うぞ!

 

JETGYMで鍛えました。

9月14日(火曜)神戸市の長田区にあるMUSCLE HOUSE JET GYMに行きました。

兵庫県大会の会場でJET(ジェット)さんとリコさん(ゼブラナースリコ)が観覧されていて、私も出場しない大会だったことでこれまで交流できなかった方たちとかなり交流できた一人で、一度GYMへとなったわけです。JETさんのいろんな活動は多岐にわたりその行動力には驚嘆します。

GYMはプロフェッショナルな雰囲気で演出された内装が筋トレの体制になって後押ししてくれます。そこで、JETさんにパーソナルをしていただき筋肉を追い込みました。普段一人でパートナーも無くやっているのが普通なので、やっぱり補助が入ると違うかなって思いますね。

パンパンに張った筋肉です。だから、普通の状態ではありませんからあしからず。

 

JETさんとのトークはおもしろかったですねー。会員さんもこうした前向きで一緒にいて楽しいという人柄が愛されて通ってくるのだと思いました。

 

尼崎同好会の打ち上げの様子と大会のひとコマです。

尼崎駅の居酒屋にて同好会メンバーで打ち上げしました。

写りが悪くてすいません

大会の控え室で高橋選手と水口選手です。

高橋夫妻をパシャ!

会場には関西の代表する選手たちが観戦されてました。

写真を撮り忘れていまして、松岡選手や金井選手や川辺選手が日本選手権に出場されることを直に聞きまして、まだシーズンが終了していないとのことでした。バリバリのコンディションを維持されるのは本当に大変だと思いますが、頑張ってほしいですね。

 

第50回兵庫県ボディビル選手権大会と第15回関西クラス別ボディビル選手権大会をレポートします。

9月4日(日)JR元町駅から北へ歩いて5分の所にある兵庫県民会館で10時から開催されました。購入して間が無い安物のタブレットでの写真撮影は不慣れもあってタイミングがイマイチで絶好なショットではないのを申し訳なく思います。また、尼崎同好会の仲間のショットもいくらか大目に掲載していることをお許しください。

兵庫県大会で新風のごとくに現れて見事に優勝された扇谷久雄選手、白い体をものともせずにどう見ても切れまっくているその皮一枚のコンディション、そして、前進くまなく発達させた筋肉はまさにチャンピオンの称号にふさわしい。

バックは背中も尻もハムも見事な仕上がりを見せる

23歳の脅威、新人の宮本賢一選手。将来性のあるスケールと完成度は場内がどよめいた。3位の小田将也選手比較審査の様子です。

兵庫県総合の部 表彰の様子です。

尼崎同好会の百々(どど)選手。ボディビルおやじのブログでマニアも多いので特集です。今年は上位を狙って過去最高の体で準備されて見事に尼崎大会で優勝されたのですが、兵庫県の総合のレベルが上がってしまい残念ながら惜しくも決勝には進めませんでした。

ここから関西クラス別です。

和歌山の選手を支えて、活躍されている山路選手が3位でした。「筋トレ道場フリーダム」の代表として、厳しい地方のボディビル事情があるなかで選手たちに尽力されている方です。

 

60kgで優勝は凄まじい仕上がりの中野博之選手です。

(69歳にして、この体は絶句ものですが、この後、日本マスターズに出場されるということで、59歳の宇宙人のカットバリバリ酒井選手にアドバイスを求めるという、この飽くなき探求の精神には頭が下がる思いです。)

70kgの比較です。

大会でお会いするたびにパッと目をひくスゴイ体の59歳の城野恒嘉選手。大きさといい、カットといい文句のつけようがありません。また顔も役者さんのようで本当に絵になります。

70kgでは惜しくも2位でした。ゼッケン39番の田中選手は「筋トレ道場フリーダム」所属選手和歌山の期待のホープです。今年から本格的にボディビルに挑まれていてこの完成度での初陣は見事です。

 

優勝は兵庫の小田選手でした。バルクがある中でその筋肉のカットも見事に出ていて、脚は本当に圧巻でした。3位は兵庫の大先輩渡辺浩光選手、これまで75kgに出場されていたのですが、仕上がりをさらに追求してのチャレンジでした。

75kg比較審査です。

この階級はとてもレベルが高くとても見応えのある戦いが繰り広げられました。

凄まじいバルクの選手たち、その中で左端のルーローレンス選手のバルクに目がいきますね。全体の中では少しあまめでしたが、仕上がって筋肉のカットが出ているので良い状態でした。

そして、宇宙人酒井隆典選手です。皆さんどうぞ御覧あれです。

src=”https://design.iml-jp.com/wp-content/uploads/2023/01/blog_import_63c8fc888c011.jpg” width=”220″ class=”PhotoSwipeImage” data-entry-id=”12197032592″ data-image-id=”13740926406″ data-image-order=”38″>

ポーズダウンです。

ルーローレンス選手との一騎打ちです。バルク対カットですね。

酒井選手に軍配があがりました。

酒井選手が優勝。ルーローレンス選手が2位、そして、バルクもカットも優れた大阪の若きエース村田征也選手33歳が3位でした。

75kg超級の表彰です。

兵庫の片岡宏樹選手4位でしたが、着実に成長しているのが分かりますね。

兵庫県ボディビル・フィットネス連盟の新理事長に就任なされた木下喜樹さんMAX GYM代表です。新しい兵庫の体制作りのために広く様々な意見を聞き反映させるため、皆様のご協力をお願い申し上げますと身命にかつ厳粛し、また訴えかけるように、熱い思いの伝わる挨拶をしていただきました。

 

最後は、親交があつい高橋選手の写真です。同じグンゼスポーツクラブというダンベルが30kgしかなく、決して恵まれない環境で互いに励ましあいながら頑張ってきた同志だと思っています。54歳の年上なのにすみません。

“400” src=”https://design.iml-jp.com/wp-content/uploads/2023/01/blog_import_63c8fc9bb0137.jpg” width=”300″ class=”PhotoSwipeImage” data-entry-id=”12197032592″ data-image-id=”13740960142″ data-image-order=”57″>

兵庫50代2位。兵庫70kg級で総合の覇者扇谷選手にはばまれて2位でした。残念です。

おまけです。会場に観戦されていた中武さんのカーフをパシャ!

 

今回のレポートは酒井マニアの私のエゴが満載で偏って掲載して申し訳ありませんでした。

もっと他のカテゴリーの試合も撮らなければいけないと思います。いろんな人との会話に夢中になって知らない間に終わってしまうこともありまして、そして、何をおいてもカメラが上手く操作できなくてシャッターチャンスを逃さないことがこれからの課題ですね。同じボディビルダーでの視点やその筋肉の見せ方などはアングルや距離や照明効果など分かっていることは多いのでその表現が出来るように撮影していきたいと思います。

しかし、私が使用しているカメラ(無料タブレット機種)の性能がそもそも問題あって、そこそこにしかこだわれないのを了承してくださいね。