9月17日(土曜)に大阪の名門ジムB&Fに初めて行きました。
今頃ですかぁ~と言われそうですが、なかなか兵庫の者からすると敷居が高いというか、縄張りが違うというかで考えが狭くなってしまうのですね。最近は関西で活躍する選手はもちろん、その関係の方々と広く面識も出来たのでこの際ですね。仲良くさせていただきたいという気持ちに至ったわけですね。
B&Fに来るきっかけを作っていただいのは、兵庫県・関西クラス別の時に客席にて会話もはずんだ中武さんが誘っていただいたことです。ボディビルに関する貴重なアドバイスもいただいて、そのおりに本格的に筋トレのご指導を受けて、私が苦手とする部位の相談に乗っていただいて、その時、客席で一生懸命に誠意ある説明を受けたのですが、やはり実践での指導のほうが説明しやすいのです。
ご好意に甘えてこうして教えていただいたことはありがたく、実際にそれを知るのと知らないのとでは自分の取り組み方がまったく変わってくるほどに革新的な指導でした。
私がシーズンを終えていつも思うことがあります。来年はこうしたらもう少し良くなるんじゃないかなとか、どうしてこれまで気づかなかったのかという反省や後悔の気持ちになります。これは、コンテストに向かい減量で苦しみつつも、やはり筋トレがもっと上手くなりたいと考えながらやっていて、筋肉を成長させることへのアプローチが最も大事というのが前提ですので、その時に勝ち取った財産のようなものですね。
それが、来年の自分のノビシロとなり、自分に対して来期への期待ができるのですね。
もしこのときに、成長する見込みがないようであればコンテスト出場しないかもしれません。
筋肉は同じ刺激だけだと最大でも維持にしかなりません。へたをすると小さくなる可能性もあります。ですから、より強い刺激にするべく研究をおこたってはいけないのです。
だから、コンテストが終了してすぐに、来期に向けて、自分に期待できるプラン作りをします。まず手をつけるのは、凝り固まった頭の中だと私は考えています。人間は考えて行動します。行動に意味を持たせるのは思案したことによりますから、体に命令する前にどういうふうに動作するべきなのかを出来るだけ考えないといけません。
そして、理想の動きが理論的にしっかりと納得できたら、今度は体で実践してみてその効果や反応を見ます。そこから、不十分な筋肉の動きを細かくチェックして自分の体からのメッセージを受け取ります。修正して、また研究して、修正をくりかえして筋肉に大きな負荷を伝えられるようになります。苦手な部位はたいがいは神経が育っていないケースが多く、ではなぜ神経が育っていないかというと動かせてないからであり、動かせないから他の筋肉の部位にその役割を果たしてもらっているわけです。筋骨格のせいなのかはたまた、単なる習慣でのやらず嫌いの運動不足なのか、理由はそれぞれでしょうがちゃんと動いてないとこに神経は通わないのですね。
一人でコツコツとやるのが、筋トレの基本ですから、あーでもない、こーでもないと地道にマイペースにやるのもいいのですが、今回思い切って、B&Fに来て、中武さんに苦手な所を集中して教えていただいて本当に目からうろことはこのことで、卓越した技術が裏づけされての中武さんの見事に発達した筋肉の大きさなのだと知らされました。
約2時間ほどでしょうか、みっちりと手取り足取りで教えていただきました。その丁寧な、そして熱心で誠実さは本当に驚きでした。こんなに真剣に教えてもらったことは初めてかもしれません。本当に中武さんには感謝です。恩に報いるためにも苦手部位をしっかりと克服せねばなりませんね。あっ!ちなみにその部位は背中です。トホホ。
ちょうどバックにB&Fの文字があります。偶然かな~ラッキーですね。
塚本会長と今村直子選手とパシャ!
塚本会長とは2年ほど前に我が師匠、吉村太一さんのお家の場所を教えていただいた流れがありまして、つまり吉村さんの若い頃の話なんかもよくご存知でいらして、そんな昔ばなしや、ジム経営のことなど多岐にわたって楽しくお話させていただきました。ありがとうございます。
この日、運の良いことに酒井さんがトレーニングをしにいらして、終了時にパンパンに張った筋肉を着替え室にてパンツ姿の所をお願いして撮影しました。(もちろん、載せても良い了解は取ってますよ)
この時の酒井さんの腕の太さはまさに「なんじゃ、こりゃ!」です。大会の仕上がりは飛び抜けたものでしたが、その分やはり筋肉の大きさは犠牲になっていたことが分かります。
だからと言ってこの状態がコンテストに出場できないコンディションではけっしてなく、見ても分かるように切れまくっています。
酒井さんいわく、一ヶ月あればあの時のバリバリ状態に戻せるとのことでした。
酒井さんは確信的に自身の体で実験してそれをデータとして残して脂肪を落していくということをされています。その研究結果をセミナーなどで本当に安い参加料で惜しみなく教えてくれています。(興味のあるかたはBCCで検索してみて下さい)
私も結構いろいろ考える派なので、そこんとこ酒井さんと気が合うので会えば必ずいろんなことを長時間話し込んでいます。この日もジムを外に出たところで話が盛り上がってしまいました。
帰りに椿くんと歩きながらトーク。そういえば関西大会の時、足りない食料を分けてもらったことをお礼を言うのを忘れてました。今度は必ず言うぞ!